「一升漬け」って知ってますか??


二本松市は福島県の真ん中より少し北にあります。

安達太良山、阿武隈川、高村光太郎の「智恵子抄」、安達ケ原の「黒塚」、「菊人形」などなど、どこかで耳にしたことがあるワードがあるんじゃないでしょうか?

そんな二本松の秋、美味しいお米がとれるのはもちろんですが、青じその葉がそろそろ終わりになる頃、たくさんの花の穂が出てきます。

その花が穂の先の方、2,3輪残っているかな?という程度の時、穂を摘んで「紫蘇の実」を採ります。

さっと洗って、広げて日陰干しし、「醤油」「米糀」とほぼ同量ずつ・・・・このことを「紫蘇の実・醤油・糀を一升ずつ使う」というイメージ・・・混ぜて「一升漬け」を作ります。

今は、軒下で紫蘇の実をしごいているおばあちゃんの姿、なんて二本松でもなかなか見なくなりました。でも、この時期、八百屋さんや直売所に紫蘇の実が並びます。塩漬けにして保存する方法もありますが、もし「糀」が手に入るのであれば、是非、この「一升づ漬け」を作ってみることをお勧めします。一年以上ももちます、というか時間が経つほど糀が軟らかくなり味わい深くなり美味しいです。

国田屋醸造では「昔語り」(むかしがたり)という商品名で「一種漬け」を販売いたしております。瓶入り605円(税込み)

是非、お試しください。そのままご飯に掛けても、紫蘇の香りがして美味しいです。胡瓜を乱切りにして和えたり、長芋の千切りに掛けたり、鍋のお供に、湯豆腐に合わせてなどなど、使い方はいろいろ、基本は「醤油」ですから、いろんなものに合います。

醤油に紫蘇の香と糀のうまみが詰まった「一升漬け」、試してみて!!

写真は今年の紫蘇の実を糀と併せて漬けたところです。ここに「青辛子」も入れる予定。ピリッとしてまたこれが美味しんです!!

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一升漬け

 


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